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2010/11/29

トコトンハテナ「訳あり商品」[20201128]がすごすぎる件

我が家では小さな子どもがいるのでほとんど民放のテレビを見ることがなくなってきているのですが,そんな中でも唯一ともいえる「録画してまで見たい番組」がテレビ東京系列で毎週日曜午後6時半から放送の「トコトンハテナ」です.
つい先週放送300回を迎え,11月28日放送の301回の内容が衝撃的で,個人的には2010年最高の番組だと思いました.
タイトルは「インターネットの安いカニ 本当に得?」というもので,いわゆる「訳あり商品」について調査したものでした.
前回も訳あり商品についての企画があったのですが,今回はより真相に近づいたものとなり,正直放送に流していいのかと思うくらいのものでした.

今回の番組では訳あり商品として, カニ和牛割れせんチーズケーキ野菜について調査しています.

最初は訳ありカニ」についてです.
・A店の「訳あり!タラバガニ脚1kg」は,当店希望価格8,000円のところ特別販売価格の3,995円(税・送料込)

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・B店の「訳あり ズワイガニ1kg」は,当店通常価格6,000円の50%オフの2,980円(税・送料込)

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一見すると安そうに見えるこれらの商品は調べると次のようなことが分かりました.

・A店の訳ありタラバガニ1kgは,解凍前は約1.2kgだったが,解凍すると550gとほぼ半減.築地の専門家に見てもらったら2,000円程度の品物だった.一応,番組では解凍する際にうすく膜のように氷をつける「グレーズ」についての説明もあり,これはちょっと…というものだった.

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・B店の訳ありズワイガニは脚が細く,築地の専門家に見てもらったところ1,500~2,000円程度.築地で1kg2,000円で販売されているズワイガニと比べると一目瞭然.

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写真が間違いでなければ,このA店というのはこのお店のようです.

次はC店で販売されている「訳あり牛肉」です.これもカニ以上に問題が多いように見えました.

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最高級ブランド和牛一般小売参考価格1kg 8,000円がweb販売特別価格6,800円のところなんと!4,800円(税込)しかも送料無料!!
実際に精肉店で見てもらったところ衝撃の内容が.
なんと訳あり牛肉は容器が3層構造になっており,写真で撮影される上部のみ霜降り和牛で,中層・下層は質の悪い肉が入っていたのです.

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しかし,このC店はインターネットHPで肉が混ぜてあることを表示しているのでセーフとのこと.
おまけに,通信販売は基本的にクーリングオフ出来ないので,返品ができない仕組みになっているんだそうです.現在では法律が改正されて「返品できないことを明記しないといけない」ようになっているんです.

上のリンクを読むと,通信販売の場合は基本的にクーリングオフが出来なくて業者が独自基準で返品を受け付けている場合がある.また,2009年12月からは改正特定商取引法が施行され,返品の可否・条件・返品の送料負担の有無について明記していない場合は8日の間「送料を消費者が負担」することで返品が可能となるというようになったとのこと.

つまり,ネットで返品ができない「訳あり商品」を販売することで,質の悪い会社が悪質な「訳あり商品」を販売することが可能というわけです.

ここまではどちらかと言えば悪質な「訳あり商品」で,番組後半は私たち消費者が考えさせられる話題となります.

「割れせん」の秘密.
インターネットで最近人気の「割れせん」(せんべいを作る際に割れてしまったせんべいを一斗缶に入れたもの)を販売している「匠屋本店」に取材に行きました.

匠屋本店では,なんとせんべいを機械で自動的に割ってわれせんにして販売しているのです.これは,最初は割って販売していたところ,人気が出て今では機械で割って販売しているのだとか.

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webをみると実店舗もしっかりとしており,苦渋の決断でわれせんを作って販売していることがよくわかります.そもそも機械で割っているというのを公開されたのは日本で最初なのではないでしょうか.

「訳ありふぞろいチーズケーキ」の訳
今度は訳ありの「ふぞろいチーズケーキ」です.手作りスイーツ 天使のおくりものさんが取材に応じてくれました.
手作りスイーツ 天使のおくりものの「ふぞろいチーズケーキ」も,最初はチーズケーキを作る際に出来た切れ端を集めて販売していたのですが,あまりの人気に現在では通常のチーズケーキと同じ材料で作ったものを裁断して「不揃い風」にして販売しているとのことです.

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社長は「この商品だけだと会社はやっていけない」と言っていましたが,その一方で楽天市場ではこのように大きな宣伝をして販売しています.もちろん「トコトンハテナ」に取り上げられたことも宣伝材料にしていますね.レビューはこちらにあります.

最後は野菜の訳あり販売についてでした.これが実は一番考えさせられた話でした.というのも,有機野菜を販売している農家の方がインターネットで野菜を販売する際に,「訳あり野菜」とすることで検索に引っかかりやすくなるからという理由で有機栽培した野菜を「訳あり野菜」として販売しているのです.

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確かに不揃いだったり,虫が食べてたりするのですが本来の「有機野菜」ではなく「訳あり野菜」で販売したほうが売れるというのはなんだか悲しいものを感じます.

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