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2010/10/26

Windows98とWindows2000以降で使えるウィルス対策ソフトClamwinとClam Sentinel

この7月にマイクロソフトのサポートが終了したWindows2000と既に終了しているWindows98を使っているという人は結構まだいるのかもしれません.

私のblogで「Windows98/2000で使えるウィルス対策ソフト/セキュリティソフト一覧[2009-2010版]

というエントリーを書いたのですが,さすがに2010年10月にいたってはWindows2000サポートを表明している会社はほとんどありません.

ということで,サポートのないオープンソースで開発されている「Clamwin」と「Clam Sentinel」が現在Windows98以降で使えるとありますので紹介します.

Clamwin

Clamwinはもともとlinux上で開発されているclamavをwindowsに移植したもので,2010年12月現在のバージョンは 0.96.5となっています.linux/unix上では他の選択肢が少ないためにかなり多く使われているようですが,windows版となるとあま り聞きません.常駐保護の機能がないために他の無料ウィルス対策ソフトが選択されているのでしょう.

またややこしいことにClamavがWindowsのアプリを開発して「Clamav for Windows 2.0」として公開しているためにWindows上のアプリケーションが2種類になっているのです.

clamAV for windows 2.0はimmunet(日本ではセキュアブレインから無料で公開されているGred AVアクセラレータ)というクラウド型のウィルス対策ソフトを含んだかたちのclamavとなっています.

ClamAV for Windows 2.0は常駐保護もできるので便利なのですが,やはり対象OSがWindows XP SP3以降となっています.

今回はWindows98やWindows2000で常駐保護できるウィルス対策ソフトを考えていますので,clamwinでは常駐保護がないという欠点を補うために「Clam sentinel」というソフトを併用して常駐保護します.

Clam Sentinelはこちらからダウンロードします.2010年12月現在の最新バージョンは1.15となっており,この1.15からは標準で日本語に対応しています.

ClamwinとClam Sentinelをインストールすると,タスクバーに2つのアイコンが並んでいるはずです.

Clamwinのアイコンをダブルクリックするとメニュー画面が表示されます.メニューにアイコンが4つ並んでいるのですが左から順に,
・Displays Preference Window(設定画面へ)
・Starts Internet Update(アップデート)
・Scans Computer Memory for Viruses(メモリのスキャン)
・Scan Selected Files for Viruses(ファイルやフォルダのスキャン)

Clamwin_top

ファイルやフォルダのスキャンは下のドライブアイコンをダブルクリックしてファイルやフォルダを選択し(複数選択はシフトキーを押しながら)上の「Scan Selected Files for Viruses」アイコンを押す.

また,下に並んでいるドライブを選択して「Scan」でウィルスをスキャンします.ただし検索速度はかなりというか非常に遅いので設定を変更する必要がありそう.

Clamwin_general_2

これはClamwinの設定(Preferences)の画面です.Proxy,Scheduled Scans,Email Alerts Limits,File Locations,Reports,Email Scanning,Advanced,General,Filters,Internet Updatesがありますが,今回はGeneralとLimitの画面を.

Clamwin_limit

Generalではスキャンオプションと感染した(Infected)ファイルをどうするかを決めることが出来ます.

また,Limitsでは指定したファイルサイズ以上はスキャンしないように設定できたり,圧縮ファイルを解凍してスキャンするか,スキャンする場合は指定サイズやファイル数で設定できます.

この他にもOutlookを使っている場合にメールスキャンをするか(Email Scanning),感染ファイルが見つかった際に自動でメールを送信するか(Email Alerts)などの設定があります.個人的にはあと「Filters」で指定したファイルはスキャンしない設定にしています.

Clamwinでもアップデートは自動なんですが,常駐保護が出来ないのでそこをClam Sentinelでカバーします.

Clam Sentinelはタスクバーのアイコンを右クリックでメニューがあらわれます.Clam Sentinelは常駐保護しているので,メニューの「Logs→Real Time Scan」でリアルタイムスキャンの結果を見ることが出来ます.

Clamsentinel1

メニューの「Settings」には基本的な項目が並んでいます.「Run Clam Sentinel on startup 起動時にClam Sentinelを起動するか」にチェックが入っていれば大丈夫のようです.

「Advanced Settings」にはより詳細な設定項目があります.「Paths or files not scanned」では指定したファイルやフォルダをスキャンしないように設定できます.

とりあえずClamwinとClam Sentinelをインストールしてみました.今回はWindows7上でインストールしましたが,多分Windows98/2000でも同様にインストールできて常駐保護も効くはずです.

ClamwinやClam Sentinelは最初運用してみて設定の変更を考えたらいいのではないでしょうか.

追記[2010/11/14] Clam Sentinelの日本語化(といってもダイアログだけ)をして作者に送ってみたところ,テスト版が送られてきました.自分が訳したものが世に出るというのがちょっと嬉しくもあります.現在テスト版なので,1.15がリリースのあかつきにはきっと日本語版がダウンロード出来ることでしょう.
追記[20101209] Clam Sentinelが1.15にアップデートし,正式に日本語に対応しました.

Clamsentinel115beta2

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パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

If anyone is interested in a Japanese translation of Clam Sentinel:

download the file

http://clamsentinel.cvs.sourceforge.net/viewvc/clamsentinel/ClamSentinel/Languages.txt

and send it at once translated dynclient@users.sourceforge.net

良く分からないので、教えて下さい。

サポート切れのOSを使うべきではないことはご承知かは
分かりませんが、Infected Filesの設定は、
Report Onlyではなく、Removeが良いのではありませんか?

常駐保護になっていない様にも思います。

そのReportに気づかず、そのままだと、踏み台かボットの中継に
なる可能性はないのでしょうか?

例えば、ウィルス対策ソフトの既定の動作は下記と考えます。

[1]攻撃→[2]OSが感染→[3]この感染をウィルス対策ソフトが検知
→[4]駆除

ご説明では、下記の様になっている様にも考えます。

[1]攻撃→[2]OSが感染→[3]この感染をウィルス対策ソフトが検知
→[4]報告のみ(駆除できず、周りを攻撃?)

例えば、ダウンアドって、すぐに周りを攻撃しませんでしたっけ?

http://www.orange-ss.com/column/0035.html
> そしてたった 1台のパソコンが感染してしまっただけで、
> すぐに LAN 内部に蔓延する強力な破壊力を持ちます。
> また感染してしまうと、インターネットや
> USB メモリ経由で他のパソコンへウイルスを移します。

コメントありがとうございます.
たしかに,report onlyでは駆除できないので本来はRemoveが
良いのでしょうが,clamav(clamwin)の誤作動で重要なファイルが
RemoveされてしまうということがあったのでReportして状況に応じて
駆除するようにしています.
Windows95/98/2000ではネットに接続すべきでないのは承知していますが,
やむを得ず使う人のためにということでこのような記事を残しています.

コメントありがとうございます.
重要なファイルの定義は不明ですが、
一応、Windowsにはファイル保護(WFP)がありますね。

Windows 2000を持ってます。
それより古いのもあります。
でも、オフラインでしか使いません。

ガンブラーレベルなどの被害に、お互い
合わないことを祈ります。

この記事へのコメントは終了しました。

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