国民生活センターによる携帯電話の水濡れによる不具合
携帯電話機の水濡れによる不具合という記事が国民生活センターから出ています.
携帯ユーザー必見です.上のリンクにある記事よりも,ページの一番下にあるpdfを読むと衝撃の事実が多数出てきます.
最近,ソフトバンク携帯の修理についてのトラブルが多いような感じがしていました.どうも,携帯電話と電池にはってある水濡れシールが変化していなくても「基盤が腐食していた」との理由で修理をしてもらえないという事が多いらしい.
特に,ある特定の機種ではACアダプタを直接つなげる充電端子が弱く,そこが壊れると修理できないということで返ってくるという話をみかけます.
これ,昔からあったのかというとどうも最近の事らしいです.国民生活センターのpdfによりますと,PIO-NET寄せられる携帯電話の水濡れに関する苦情相談のグラフがあり,ソフトバンクモバイルは2007年に「急激に」相談件数が増えているのです.
また,表3にある「携帯電話機の水濡れに関る携帯電話事業者の対応」では,さらに衝撃が.
NTT Docomoだけがショップでの水濡れ判断基準が「水濡れシールの反応」で,KDDIは「携帯電話機の内部基板の腐食」,ソフトバンクは「水濡れシールの反応と携帯電話機の内部基板の腐食」というのです.
つまり,Docomoは水濡れシールが変化しているかいないか「だけ」で判断しているのに対して,他社は水濡れシールだけでなく「基板の腐食」が判断基準ということなのです.
となると,私達ユーザは修理に出す際に基板の腐食までは確認できないので,修理に出した後で「基板の腐食だから有償修理です」ということになりトラブルが増大していると考えられます.
さらに,表3では水濡れと判断したときの消費者対応(有償の保証契約に加入していない場合)という質問項目があり,KDDIでは水濡れ修理の場合は有償修理代金の上限が10500円としているとありました.
ソフトバンクでは,
・基本的に、受益者負担の原則から対応は行なわない。しかし、消費者の諸事情を伺い、お客様の重過失に当たらないケースには考慮する場合もある。
・本年6 月からは専門的な部門を作り、事実確認を更に丁寧に行うことでお客様のご理解を得る体制の構築を進める。
とあり,今年6月からは「事実確認を丁寧に行う」ことで「お客様の理解を得る」ってあなた…
「事実確認」はいままで丁寧に行っていなく,「お客様の理解」が現在得られていないということなんですよね?
最後に,「今後,現状の消費者対応を変更する予定はあるか」という質問にソフトバンクは,
・本年5 月末目途に、現在の運用を改めて、修理対応を行うべく準備している(ただし修
理対応機種は全機種ではなく、指定機種のみ)。
とあります.「指定機種」って何?
また,国民生活センターのテストでは,「雨の中で繰り返し使用」するテストで唯一ソフトバンク822SHが「使用不能」になっていました.
おまけに基板が腐食している写真まで公開されています.
これを見ると,当然のことながら「雨の日に携帯電話を使うな」ということです.このくらいなら大丈夫と思っていても基板が腐食している写真を見れば考えを改めるのではないでしょうか.
(追記2008/05/29)
上の記事にもあったように,本日「あんしん保証パック」のサービス改定が行われ,水濡れ・全損時に5250円で修理を行うことになりました.
「指定機種」は以下の通り.
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